会話についての考察

様々な視点から会話を考える

*

会話の仕方が分からない時

   

会話の仕方が分からない

誰かとしゃべる時、会話の仕方が分からないと思って焦ったことはないでしょうか?

何を聞けばいいのか、何を言えばいいのか、どんな反応をすればいいのか、など、一回分からないと思ってしまったら、気持ちが焦ってしまいます。

特に、簡単に仕事のやり取りではなく、比較的その人と話を出来る時間がある時、どうしていいのかが分からなくなることがあると思います。

他人が誰かとしゃべっているのを見て、あの人は何をしゃべっているんだろう、楽しそうに見える、などと思ったことはないでしょうか?

分からない、分からないと思いすぎると、どんどんぎこちなくなり、挙動不審になってしまいます。

そういう時、どうすればいいのか、どう思えばいいのかいいのでしょうか?

よくしゃべる人を見本にする必要はない

話し方が分からないと焦る必要は少しもありません。

なぜなら、話し方が分かっている人などこの世に存在しないからです。

皆口に出さないだけで、これといった話し方なんて分かっていません。

分かったふりをしているか、もしくは分からないと内心思ってはいるけど、焦っていないだけ、というどちらかではないでしょうか?

はたから見て、あの人は話し上手だなどと思える人はいるでしょうが、決してその人が正解ではありませんし、真似する必要もありません。

心からその人を凄いと思って尊敬できる、学ぶところがあるのなら別ですが、よーく

その人を見た時に、大して中身がない話を大げさに言っていたり、一方的に言いたいことを言っているだけだったり、取るに足らないことがほとんどではないでしょうか?

周りも別に大した反応をするわけでもなく、とりあえず相槌をしているだけだったりすることもあるので、よーくその人を見る必要があります。

そういう人を真似してしまったら逆に変なことを勉強してしまうことになるので、真似する必要なく、自分は自分なりでいいんだと思っておきましょう。

しゃべり方は分からないのが普通

それが正常なことであり、みんな分からない中から、自分の興味のあることを見つけてしゃべっているに過ぎません。

むしろ、しゃべり方を分かっていると思っている方が危険だと思います。

自分が何か声を発し、相手がどういう反応をするかで、会話は縦横無尽に変化していきます。

アドリブの連続であり、こみあげてくる気持ちや感情を把握しつつ、相手の反応も見ながら自分が言いたいことを言っていく。

それなのに、自分はしゃべり方を分かっているんだと思っている人は、相手の反応などはお構いなしにしゃべってきます。

自分のしゃべり方をこういうものだと固定してしまっているがゆえに、本来の会話という無限に広がる可能性を閉じてしまっています。

そういう人は老若男女問わず、色んな場面で見かけます。

相手はもう話を聞いている感じにしているだけで、心は何も動かされていないという状況です。

だから、むしろ分かってはいけません。

分からないのがベースで、正常なことであり、分からない中から何かを見つけて話していくというのが、会話の楽しいところだとも言えます。

夢中になっているときは何も考えていない

誰かと夢中になってしゃべっている時、きっと「今自分はどうやってしゃべっているのか?」などは微塵も考えないはずです。

相手の言ったことに触発され、自分に言いたいことがこみ上がってきて、それを言い、さらに相手が反応して、とずっと続いていく時です。

相手への気遣いは持ちつつ、自分の思うがままにしゃべっているだけで、それにマニュアルなどもちろん存在しません。

どうやってしゃべるのかわからないと思う時は、そういう夢中になっている時ではないというだけです。

夢中になってしゃべるなんてことは滅多にないことなので、無理に夢中になろうと思っては嘘になってしまうので、あの時の自分を真似しようなどと思う必要はありません。

分からないときは、しゃべり方が分からないんだ、と堂々とした気持ちでいれば、自然と言いたいことや聞きたいことが出てくるはずです。

開き直ってしまえば楽

話し方が分からないと萎縮してしまう方が、逆にどんどん話すことがなくなって、黙るようになってしまいます。

萎縮する必要はなく、堂々としていればいいのです。

なぜなら、話し方が分からないのは、必ずしも自分が原因とは限らないからです。

もし、相手に話す気がなかったら、一気に話は進まなくなります。

人間も動物ですから、バイオリズムの関係で体調が悪くてしんどかったり、何か嫌なことがあって上の空だったり、早く帰りたいと思っていたりなど、相手の状態によって大きく会話は左右されます。

次第に話を何とかしていくうちに、体調が悪いのか、機嫌が悪いのか、などが分かってきて、もし相手の気持ちのせいだと思ったら、萎縮していた自分がバカバカしくなります。

人の思っていることは分からないもので、この人は優しい人だと思っていても、体調一つでがらっと人格が変わってしまう人もいます。

その原因が分かってしまえばなんだ、と思いますし、分からないと思ったときは開き直ってしまいましょう。

自分は話し方が分からないんだ、じゃあこれから勉強していこう、この場も練習になる、くらいに認めてしまうと一気に肩の荷が下ります。

ポイントは、わからないということを誤魔化さないことです。

何が原因か分からないけど、うまく噛みあわない、噛み合わせていかなきゃ、などと思うと逆効果です。

さっきも書きましたが、分からないことが普通で正常であり、むしろ会話はそこから始まっているのですから、分からないことは恥ずかしいことでもなんでもありません。

全然わからない、と心の中で笑ってしまえば、それで気持ちが変わり、楽になります。

話し方が分からないという事は、逆になんでもありだなどとプラスの考えが浮かんできたりして、自然と話すことが出て来るはずです。

もし、会話中にどうしていいのか分からなくなったら、落ち着いた状態で、はっきり分からないと認めて、開き直ってしまいましょう。

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